障害者の一般就労、長く働くために必要なこと
障害者雇用数と就職者数の推移
厚生労働省から「2024年 障害者雇用状況の集計結果」が発表されました。
それによると、
民間企業の障害者雇用数は、677,461.5人(対前年比+5.5%)
実雇用率は、 2.41%(同比+0.08ポイント)
障害者雇用数は、21年連続、
実雇用率は、13年連続で過去最高を更新しています。
私たちの事業所でも、就職者数は伸びていて、今期は現時点(3月末)での最高値を更新しています。

一方、障害者の定着率は?
障害者の就職者数は増加していますが・・
その一方で、一般企業(A型を除く)における定着率を見ると、
3ヶ月後の時点で・・・76.5%
1年後の時点で・・・58.4%
であることが、障害者職業総合センター(NIVR)の調査から分かっています。
その中でも、精神障害者の職場定着率が最も低く、50%を切る結果となりました。
これは就職が決まっても、1年後には、2人に1人が離職しているという結果です。

では、障害者が離職する原因は、何でしょうか?
障害者が離職する原因
離職してしまう原因は、いくつかあります。
種類ごとに挙げていくと、以下の通りです。
①職場環境
・職場の雰囲気や人間関係
・賃金・労働など、就労条件
・合理的配慮の不満
・スキルや経験値のミスマッチ
・サポート体制
②仕事内容
・業務内容のミスマッチ
・事前準備不足
・成長できる(希望業務を行う)機会が無い
③障害に起因するもの
・障害に関する症状の悪化
長く働き続けるために必要なこと

では、上記の原因を踏まえて、長く働き続けるためには、何が必要なのでしょうか?
そのポイントをいくつかお伝えします。
①採用前から準備する
職場定着するためには、事前準備が大切です。
特に、職場見学や実習へ参加して、ミスマッチを防止することは、最も効果的だと思います。
職場見学や実習をすれば、実際の業務を理解して、勤務後の状況がイメージできます。
また、自分の向き不向きを事前に判断できるため、就職後のミスマッチ回避にもつながります。

さらに、職場実習は、自己理解やスキルアップとしても良い機会となります。
例えば、
- 労働条件に対する対応力が分かる(労働時間や業務内容)
- 業務の適正が分かる
- 実務における時間管理の仕方を知る
- タスクの優先順位付けを実践で学べる
など、就労に必要な自己理解やスキルアップの機会を得ることで、社会に適応できる力を獲得できます。
それによって、就職後も安定して働ける可能性が上がります。
しかも、実習中に体験できる職場のコミュニケーションやチームワークで行う仕事の経験は、他者との良好な関係を築く方法を学べるよい機会になります。

②就労定着支援を利用する
就労定着支援は、長く働き続けられるようにサポートする福祉サービスです。
このサービスは、障害者総合支援法に基づいて、2018年4月から提供されています。
就労定着支援のサービス内容
就労定着支援の主な目的は、障害者が職場に適応し、安定して働き続けられるようにすることです。
具体的には
- 面談と相談支援
- 利用者の心身状況を把握、助言
- 企業との連携
- 課題解決の支援
といったサポートを行います。
就労定着支援のサービスを受けられる機関
- 就労定着支援事業所
- 地域障害者職業センター
- 障害者就業・生活支援センター
- 民間企業やNPO法人
といった施設でサービスを受けることができます。
利用方法
居住地の自治体窓口で受給者証の申請を行うと、指定された事業所でサービスを受けられます。
利用期間は、最大3年で、必要なサポートを受けることが可能です。
まとめ
職場へ長く勤めるには、仕事にやりがいを感じたり、職場の人間関係を良好に保ったりすることが大切です。
そのためにも、応募の前にしっかりと事前準備を整えることが必要です。
就労定着のために必要なことをまとめると、
- 自分を知っておく
- 働く先を知っておく
- 困らないスキルを身につけておく
- 職場のミスマッチを防ぐ
- 困った時の窓口を知っておく
といったことだと思います。
就活を前に、過度な焦りや不安は禁物です。
じっくりとペースを守って、準備を整えてください。
そうすれば、『自分の思う良い職場』に巡り会えるはずです。

レコルトの就労プログラムについて
最後に、当事業所で行っている就労プログラムについて、ご紹介させて頂きます。
- 生活リズム改善 プログラム
- 就労体力アップ プログラム
- 就労スキルアップ プログラム
- 資格・講座 プログラム
- 必勝 就活 プログラム
など、訓練を通して、しっかりと事前準備を行い、就労継続を目標にした就労サポートを受けることができます。
就労移行支援がメインですが、就労定着支援サービスも行っています。
障害をお持ちで、適した職場に就労し、長く働きたい!と思われている方は、一度、見学にいらして下さい。
詳しいプログラムの内容や、事業所の雰囲気を知り、ご自分に合うと思えば、体験利用も可能です。
お問い合わせは、こちらから、お願いします。
ご連絡を、お待ちしています。
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ご自身のご都合に合わせて体験できます。見学時にご希望があれば、そのまま体験して頂くことも可能です。
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